2008年10月25日

山形紀行(一日目)

山形紀行(一日目)

山形旅行だ!ツアー名は「秋の山形 山寺・蔵王温泉 紀行」だって。館林までF君、Kさん、K君が電車で9:30頃到着予定で準備してたらF君から電話が入り「遅れた!」って一本後の電車になり9:50過ぎになると。んで俺も時間調整して家を出てまずガソリン満タンにしてコンビニで缶コーヒー買ってあと一時間ちょっと。

館林駅
館林駅

ぶんぶく茶釜たぬき
ぶんぶく茶釜たぬき

  意外に道が空いてて早く着き過ぎ、みんなが到着するのをタバコ吸いながら待つ。そう、どうせこのメンツだとタバコ吸っちゃうに決まってるから今週末は解禁にしたのだ。そうこうするうち、みんなの乗ったりょうもう号がやってきて合流。さぁみんな揃ったところでいざ出発ってその前にタバコ、やっぱね。あと館林はぶんぶく茶釜でたぬきが有名で写真撮ったり。

んで10:00ごろ出発、れくしゃ君のオーナーズデスクにリモートナビ設定してもらった。目的地は通称を山寺として有名な立石寺館林ICから東北自動車道に入り北へ。今日の天気は雨ではないが、どんよりした曇り。紅葉目当てのクルマなのか、割と混んでる。

旅のしおり
しおり

  11:20ごろまず最初の休憩は那須高原SAKさんの力作の旅のしおりには、途中の主なSAの食物案内とか書いてあって、食い倒れ旅行になるかもって感じで、早速ちょっと食べてみたモモベーコン串、炭火焼でうめぇ!Kさんは山女魚。那須高原SAを出てちょっと行くと福島に突入。この頃には随分クルマも減って飛ばし放題って感じだけどここは我慢、単独では飛ばさない。郡山過ぎてやっと知らない景色が始まった。随分クルマで通ったもんな郡山。  

モモベーコン串
モモベーコン串

日程表
日程表

国見SA
国見SA

 

そこまでの景色は見慣れてて全く新鮮味がなかったのだ。俺の旅行の本番はこっからだ

んで昼飯はしおり記載の国見SAの国見峠の釜飯膳って決めてそこに向かう。んで12:50ごろ着いてびっくり、釜飯なんて見つからず、代わりに安達太良SAにあるはずの牛タンわっぱ飯が。。。

しおりバグってる?でも、ももどらってのは合ってるし。ちょっと混乱。でもここで飯にして、俺は牛タンわっぱ飯と芋煮汁にした。F君は牛タンカレー、こんなとこまで来てカレーかい!んで牛タンわっぱ飯、なんか今まであまり食べたことない感じの味で旅を感じさせる。なんか旨い。んで量が多い。おかげで満腹になり、ももどら食うなんてムリ。食ってみたかったけどKさんが買って食べた。旨そうー。でも冷やしてあるから持ち帰りは面倒そうなので、とりあえずやめた。  

牛タンわっぱ飯
牛タンわっぱ飯

紅葉が本格的に!(Kさん撮影)
紅葉が本格的に!

 

13:40すぎ国見SAを出て村田JCT14:00ごろ経由して山形自動車道へ入り、あとは山寺目指して進む。やはり北に進んできて標高もあがってきたからか、今までほとんど人工的に作られた紅葉だったのが、ホンモノの紅葉になり、みんな興奮、しかも天気までよくなってきて運もよし。

14:25ごろ山形北ICで山形自動車道を降りて山寺へ向かう道はあまり観光目当てのクルマが走ってないただの田舎道。結構がらがらだったりする?

現地近くに着いて駐車場探してぐるりとあたり一周した後、寺の対岸、つまり山寺駅側にあった駐車場に止めた。14:45ごろやっと到着。案外近いもんだ。 出だしが遅れた割にはほぼ予定通りの時間。すばらしい。

山寺はどこ?
山寺はどこ?

山寺五大堂
山寺五大堂

  んで駐車場からあの有名な建物(五大堂という)はどこ?って山を見るとほんと高い所にそれらしきものが見えた。駐車場脇に案内図と芭蕉の句。標準参拝時間2時間位ってことだけど確かに大変そう。  

山寺案内図と芭蕉の句
山寺案内図と芭蕉の句

橋を渡って。。
橋を渡って。。
山寺登山口
山寺登山口

山寺登山口
山寺登山口
根本中堂
根本中堂

山寺登山口
山寺登山口
根本中堂
根本中堂

  駐車場から山寺駅方面に向かい、駅前すぎたあたりで山に向かって宝珠橋を渡ってから右の方へ進んでしばらく行った所が山寺の登山口で15:00ごろ。ここから本堂である根本中堂へ続く石段があり、登り切った所が根本中堂。線香をあげてまずは幸せを祈る。お守りを買おうかと思ったけど、まずは参拝、もしかしたらお守り山の上にもあるかもしれないしと思い、とりあえず買わずにおいておく。
根本中堂向かって左に進むと日枝神社がありその先にいらっしゃいました、芭蕉様が。銅像になってた。『閑さや岩にしみ入る蝉の声』って碑が言ってました。そうか、この有名な句はここで言ったものなのか。そうだったかもしれない。分かってなかったが。そしてその隣に誰かの像。河合曾良って(誰?)人で、あとで調べたら弟子。知らないなんてかわいそうら  

松尾芭蕉像
松尾芭蕉

閑さやぁ、、、
閑さやぁ、、、

山門
山門
せみ塚
せみ塚

石段
石段
仏像
仏像

石段
石段
仁王門
仁王門

紅葉
紅葉
仁王門
仁王門

がんばれ!
がんばれ!
紅葉
紅葉

性相院
性相院
奥の院
奥の院

開山堂
開山堂
三重小塔
三重小塔

 

その先に数件のお店が並び、その前に山門15:10頃参拝料300円でそこから千段以上の石段を登っていく。いやぁ、これはキツい、っつかスゲー汗がでてきた。途中仏像とかがいくつもあって、厳かな雰囲気でいかにも霊場という感じ。途中せみ塚で休憩。どのくらい来てるのか?半分は来た?ちょっと休んでまた登る。仁王門が出てきたからあと少しか。やっと着いた山の上にはお堂が立ち並ぶ。

さらに奥に進むと奥の院15:35、ここにもやっぱりお守り売ってた。けど。。。山寺奥の院って書いてある。うーん、どうしようか、普通に山寺って書いてある方がいいなぁと思い、結局やっぱ下で買うことにした。それにしても沢山こんな山の上にどうやって建てたんだ?昔の人は当然人力で運んだりしたんだろうけど、じゃあ今は?いくらお堂とは言え、電気だって通ってるし、家具とかだってあるんじゃないのか?

 

絶景
絶景
何の実?
何の実?

紅葉
紅葉
開山堂
開山堂

胎内堂
胎内堂
納経堂
納経堂

性相院
性相院
五大堂
五大堂

開山堂
開山堂
五大堂から
五大堂から

五大堂へ
五大堂
五大堂から
五大堂から

  実は裏とかに他の道があるのか?不思議だ。あと山の上は紅葉がチョー綺麗ですばらしい絶景。最後開山堂の脇、五大堂の下をくぐり少しあがると山寺のシンボル五大堂。お堂だけど展望台みたいな感じになってて、目の前に大パノラマが広がる。すげー。でも安心しきっちゃってるけど、仮に大地震とか来ちゃったらチョー危そう。上から下界に止めたれくしゃ君をKさんが見つけた。やっぱでかいな、れくしゃ君

でかいれくしゃ君
でかいれくしゃ君

もうすぐ日没
もうすぐ日没

五大堂
五大堂

紅葉
紅葉

一通りみて山寺満喫したので下山、カメラマンのF君は写真撮りまくってるのか相当遅い。16:15頃降りて来たところでお守り売って宝そこで買う。外に出ると名物の丸こんにゃく。一本100円とはっきり言って安いから食べなきゃ損。醤油の味付けで煮た丸いこんにゃくが三つ串に挿さってて辛子少々塗ってもらう。シンプルなのに、これが旨くて皆満足、F君追加でもう一本。  

降りてきた
降りてきた

名物丸こんにゃく
名物丸こんにゃく

また本堂方向に進むとなんか饅頭の試食発見!円仁さんっつー人にちなんだもの。?、えんじんさん?って珍しい名前と思ったら、あんにんさんじゃない、えんにんさんだって。んでここでビデオカメラ登場、えんにんさんにインタビュー、ってK君でした。Kさんはえんにんさんを土産に買ってた。

日枝神社
日枝神社

日没
日没

門前商店街
門前商店街

  んで16:35頃参拝終了、ちょうど夕陽が沈んだ。クルマに戻る門前商店街の途中でKさんはもろこしっつーまた土産を購入。土産大臣である  

24本骨傘
24本骨傘

俺は実は行きにも目にとまってた24本骨の傘1050円を購入。何もこんなとこまで来てって感じだが、前からずっと欲しくて、しかもこの嬉しいプライス、今買わないでどうする!案外ホントに嬉しいのだった。んで駐車場に戻って気付いたことが。てっきり芭蕉の句が書かれた案内図と思って行きに写真撮ったやつが、『清らかな流れを守る下水道』、ガハハ!全然芭蕉じゃないし

そしてあとは今晩泊る蔵王温泉こけしの宿招仙閣に向かう。途中夜の宴会の買い出しに寄るところをナビで探しヤマザワっー店があるって期待せずに行ってみたら地元では有名そうな結構立派なスーパーだった。んで酒とかつまみとかを買ってから、国道を蔵王方面に曲がると山を登りだしだんだん暗くなってきた。かなり登ってて途中見える山形の夜景はチョー綺麗

こけしの宿招仙閣
こけしの宿招仙閣

  山寺から一時間くらいで18:00こけしの宿招仙閣に着いた。いかにも温泉街って感じで趣がある。宿の前に一旦クルマ止めて駐車場聞いたら運んでくれるって言うんだけど、さすがに心配、自分で場所聞いて停めに行った。徒歩3分位。宿に戻って来て部屋は205号室、扉は何故かドア。なんで?って感じだけど中は普通の和室。安いからって心配してたけど全然普通で全く問題なし。これで夕飯米沢牛のすきやきでしょ、いいよここ、今んとこ。通りに面した角部屋だし。
夕飯を19時からにしてもらい、飯の前にやっぱ温泉っーことで、宿の真向かいの下湯っー共同浴場へ行ってみた。宿泊客はタダとはまた気が効いてる。中は洗い場などはなく浴槽があるだけだが、これぞ温泉場の共同浴場って感じでサイコー。湯は白濁色で硫黄の匂い、強酸性湯っーことだからか、入った瞬間ピリッとする。入りながらカラダを撫でるとすべすべ。感動。一人F君はその感じが分からないみたいだった。もともとすべすべだからかなんて言ってたけど、そんな訳ない。  

下湯
下湯

米沢牛
米沢牛

宿の夕飯
宿の夕飯

山盛り野菜
山盛り野菜

すきやき!
すきやき!

  温まったところで宿に戻りいよいよ夕飯だ。案内された席にで~んと置かれたすきやきの米沢牛、結構でかいし量はありそう。

値段からしてあんまり量とか多くないだろうと予想してたので嬉しい誤算と言うべきか。仲居さんがすきやき作ってくれたけど沢山の肉が山盛りの野菜に埋もれる様は豪快。スキヤキ以外にもちゃんとおかずもあってご飯は栗ご飯。んでそろそろ出来てきたかと待望の米沢牛を食べる。うっ、分厚い!すごく柔らかいわけではないけど、ちゃんとした肉でボリュームたっぷりで旨い!栗ご飯も旨いし、鹿の刺身とか食うの2回目だな。最後はうどんすきにするが、もういい、満腹すぎー。マジ食えない。一人当たり4枚のでかい米沢牛は残ってしまう勢い。すげーなこの宿、これで12000円くらいって安いよ

205号室
205号室

  夕飯終わってF君とKさんは部屋に戻らずにそのまま夜の温泉街散歩。俺とK君は部屋に戻る。もう布団敷いてあってあー温泉宿って感じ。とりあえず布団の場所取りってことで横になったらチョー気持ちいい。寝ちゃいそう。いかんいかん、夜はまだこれから。外から2人が帰ってきたのか声がする。見ると下湯の脇に足湯があって、2人が気持ちよさげに入ってる。  

足湯
足湯

んで2人が戻ってきて2次会開始。でもさ、まだまだ満腹、つまみはあんまり食べたくない気分。酒メインで談話。俺も足湯入りたいし、夜の温泉街散歩したいなーと思い、一人で外に出て行き、ちょっとぶらついて足湯に入ってきた。

変色しちゃった
変色しちゃった

酒

  そうそう、あと飲みながら途中で内湯に入りにいったんだけど、すげーショックなことが。下湯のときは気をつけて、ネックレスとか指輪はずして入ったのに、今度はすっかり忘れ、気がついたときには時既に遅し。銀製のネックレスと指輪が驚くほど青黒く変色しちゃった。手でこすっただけでは何も変わらず。しかももう湯につけてないのに、どんどん黒くなってく感じ。

 蔵王温泉恐るべし。磨けば治ることを祈りつつ、まぁこれはこれでかっこいい色じゃん、なんてごまかした。飲んでるうちにKさんとKくんは寝に入ったけど、Fくんと俺はまだまだ談義、結局3時頃になってしまい、やばいぞ寝ないと明日きつい。っつーことで就寝。いやぁ長い充実した一日目でした。 

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